愛車を盗難被害から守ろう!自転車用物置

ネットオークションの活発化に伴い、個人で数多くのものを出品している方も増えてきました。そんななか、高価な自転車などが盗難の被害に遭い、ネットオークションで転売されるというケースも数多く報道されるようになってきました。ご自宅の自転車は大丈夫ですか?お庭にも置けるコンパクトサイズの自転車用物置をご紹介します。

 

ビニール製の簡易型

自転車盗難は、短時間で行われることが多いため、ビニール製の簡易型タイプでもある程度の効果が期待できます。
通りから自転車そのものを目隠ししてしまえば、高価な自転車が収納されているかどうかがわからなくなり、被害に遭いにくくなります。
また、アルミなどの骨組みにビニール製のシートをかぶせるタイプのものが多いので、場所を選ばず施工できるのも大きなメリットです。
また、自転車1台用の小さなサイズから、複数台収納できる大きなものまで、用途におおじてサイズを選びやすく、比較的安価で購入できます。
難点は、強風にあおられると飛ばされる危険性があることと、ビニール製のため、施錠したとしてもカッターなどで簡単に切り裂かれてしまうということです。

物置型

最近は自転車専用の物置も数多く販売されています。
金属製のしっかりしたものから、木製のおしゃれなものまで、好みで選ぶことができます。
扉のない屋根だけのタイプや、扉やシャッターが付いていてしっかり施錠できるものなど、タイプはいろいろで、通常の物置の横に、自転車専用の屋根付きスペースが付属したものもあります。
これらのタイプは、防犯上とても効果の高いものが多く、自転車が安全に守られるのが大きなメリットと言えると思います。
反面、やはり大きなものが多いので、設置するのにそれなりの広いスペースが必要になることが多く、高価なものも多いです。
また、施工の際に基礎工事が必要なものもあり、個人で施工するのは難しいものもありますので、購入する際には、自分で設置できるものか、業者に依頼しなければならないものか、あらかじめ確認しておきましょう。

自作型

自転車用物置を自作している方もたくさんいらっしゃるようです。

メリットは、やはり100%自分の好みに合わせたデザインにできるということと、設置スペースに合わせて作れるので、無駄なスペースが出ないということでしょう。

自分で設計し、材料を加工して組み立てまで行うと、完成したときの感動もひとしおです。

もちろん自作の場合は、プラスチックなどの樹脂や木材が加工が簡単ですが、それでもそれ相応の技術は必要になります。

ホームセンターなどで材料を買いそろえると、結果的に既製品の方が安上がりだったということもあります。

ご自身の技術と予算に合わせて検討しましょう。

 

防犯意識のアピール

空き巣や泥棒は、短時間で犯行を行えるか否かでターゲットを選びます。
自転車は屋外に置くことが多いと思いますが、防犯意識の高さをアピールするだけでもターゲットとして選ばれにくくなります。
このうちは防犯意識が高いぞと思わせるだけでも、防犯上の効果があるものです。
雨ざらしにしておくよりも、自転車そのものの寿命も延びますし、お庭のスペースと相談しながら、自転車用物置を選んでみませんか?