せっかく育てるから可愛がりたい!庭木を植える間隔を身につけてガーデニングを楽しもう
植木を実際に植えてみると、あまりに樹木が大きすぎていろんなものを植えてみたいのに間隔の感覚がつかめないという方が多くいると思われます。
そこでどの樹木がどんな感覚で植えられていれば大丈夫なのか紹介しましょう。
庭木を植える間隔はどのくらい?
実際に植えるとなると、どのくらいの間隔が好ましいのでしょうか。
品種によることが多い!
品種で大きく変わってくることが多いです。
小型の品種(低木樹)は2~3mほどが好ましいといえるでしょう。
小型の品種でない中木樹になってくると、10年もたてば横に2mほど広がってくるのでたくさん植えることを検討している方であったら半径2~2.5mほどの境界を張っておくとよいですね。
たくさん剪定をするつもりであったら、1.5mくらいに離しておいて常に密集した樹木地帯を実現させていくのも面白いかもしれません。
見栄えをよくしたいときはどうすればいい?
庭木の間隔は2~3mほどをとったほうが無難だと説明しましたが、結論から言うとできるだけ間隔をとっておいたほうが他からの見栄えが良くなる可能性が高くなります。
一本一本の樹木を決めよく見せていきたい方は、5mほど離してもよいかもしれません。(中木樹に限ります)
見栄えよく見せるためには、樹木の剪定をしないことも手の一つです。
樹木は剪定せずに自然の育てていくほうが、樹木にとってストレスのかからない方法なので、1年後2年後と考えていくと自然に育てていくほうが良いですね。
観賞用としての価値を忘れない!
庭木は観賞用として楽しむということを忘れてはいけません。
代表的な樹木を例に紹介!
代表的な中木樹の一つである「キンモクセイ」に注目してみましょう。
キンモクセイは高さが約2mを維持し続け、剪定もあまり必要としない人気の樹木の一つなのですが、横幅に関しては2m以上の間隔をとることがおすすめされます。
「モクレン」や「シマトネリコ」などの比較的成長速度が速い樹木に関しては剪定が必要なため、やりやすさを重視すると4~5mほどの間隔を空けておいたほうが良いかもしれません。
結果的にどのくらいの間隔が適正なの?
この樹木がこのくらいの間隔でなければいけない、というような決まりはありません。
ただし樹木がストレスなく育っていくためには、樹木と樹木の間は2m間隔で植えていくことがおすすめされます。
3本以上の樹木を植える場合には、その3本で三角形を作り、その三角形の辺の長さが2~5m以内であれば満足して育ってくれること間違いありません。
あまり狭めすぎても好ましくありませんが、自分だけのガーデニングなので調節していきましょう。