庭木は品種によって植える時期を分けよう!最高の状態で観賞するためのテクニック
ガーデニングを始めるときの知識として、樹木には種類があってとある季節で最高に輝ける時期があるということを知っておく必要があります。
どの品種はどの季節がぴったりなのかを細かく紹介していきます。
庭木の種類別で見る、適切な植え付け時期
樹木の典型的な人気品種の一つともいえる「常緑樹」と「落葉樹」の2パターンについて適切な植え付け時期を見ていきましょう。
「常緑樹」の植え付け時期の適正は?
常緑樹の代表的な例として「ツバキ・ジンチョウゲ・ツゲ・クスノキ・ユーカリ」などをあげることができます。
どれも一度は聞いたことのあるような品種なので常緑樹の中では特に人気が高いものです。
基本的に梅雨の季節に植え付けするのが良いといわれています。
雨が多いので根が早く定着するようになり、栄養を吸収する力が強いので適切な季節です。
夏に突入すると暑さに耐えきれなくなって次第に根の力も低減してくるので、梅雨の後半で植え付けるのはあまりよろしくありません。
「落葉樹」の植え付け時期の適正は?
落葉樹の代表的な例として「イチョウ・モミジ・ウメ・サクラ・サルスベリ」などを挙げることができます。
落葉樹は由布になると葉を落として1年のサイクルを終了するので、冬の季節に植え付けを初めて1年間楽しむというのが一般的な考え方です。
落葉樹の中でも花の開花が早い時期である樹木が存在します。
そのような樹木は完全に根が伸び切らずに翌年の冬になっても花を咲かせてくれない恐れがあるので、秋から冬にかけた季節での植え付けが適切な時期です。
人気の品種に注目する植え付けの時期を紹介!
庭木で人気の品種といわれている「ユーカリ」と「アロエ」の植え付け時期を見ていきましょう。
「ユーカリ」のおすすめする植え付け時期は?
ユーカリは常緑高木なので、植え付け時期問わず植え付けスペースは確実に多く取っておくことが推奨されます。
植え付け時期に関しては4月から8月にかけての暖かい季節がおススメされます。
一概にユーカリといっても種類は600種類ほどいるので、地域の気候や環境要因などを考えてそのスポットにあったユーカリを選ぶ必要があります。
総合的に寒さに弱いという欠点があるので、防寒対策は必要になります。
「アロエ」のおすすめする植え付け時期は?
アロエは厳密にいうと多肉植物なので樹木ではありませんが、暖かい地域であったらどこでも地植えすることが可能です。
植え付けの時期は5月から9月の間がベストといわれており、梅雨の時期や猛暑の時期を除いて植え付けると良いですね。
植えつけても極端に暑い地域でしかなかなか育たないので、北の地域で育てるのはほぼ不可能です。