庭木の消毒時期はいつ?間違えないためのポイントとは

せっかく庭木として樹木を植えたのに放っておくとすぐに枯らしてしまう原因になってしまいます。
そこで虫にやられないための消毒時期について見てみましょう。

おおよその庭木の消毒時期は?

実際にどんなタイミングで消毒はしてあげるべきなのでしょうか。

2つの時期に分けることができる!

庭木の消毒時期は大きく分けて5月から7月までのシーズンと、9月から10月までのシーズンの大きく2つに分けることができます。
なぜ2つのシーズンがこんなに密集しているかというと、葉を食う虫が夏に集中しやすいことが挙げられます。
5月から7月までのシーズンは春先に咲いた花が食われないようにするためだとか、9月から10月までのシーズンは夏真っ盛りである季節に虫がよってくる可能性が高いのが理由です。
プロになると2つのシーズンに分けて別々の除菌剤などを使いますが、初めて農地はホームセンターにあるものから始めてみましょう。

一般的に発生する害虫の季節を公開!

一般的にどのような虫が樹木にくっつきやすいのでしょうか。
詳しくまとめていきます。
・アブラムシ:4〜6月、9〜10月
・カイガラムシ:1年中
・松くい虫:6〜8月
・ゴガネムシ(幼虫):1年中
・ゴガネムシ(成虫):5〜8月
・モンクロシャチホコ:4〜5月、8〜9月

このように1年中付きまとってくる虫も多くいますが、ほとんどは4〜10月にかけて活動しやすいということも分かってきたのではないでしょうか。
これ以外にも害虫は他にたくさんあります。
庭木の種類によってつく害虫も変わってくるので、事前に下調べが効果的でしょう。

消毒時期について知っておきたい豆知識!

消毒時期について、ほかにも知っておきたい知識があります。

害虫が付くだけではなく、病気にもなりやすい!?

樹木には害虫が付くだけで、その害虫を消毒剤で除去することが消毒の本当の意味だと思う方もいるかもしれませんが、実は違います。
樹木も病気にかかってしまうことがあるのです。ではどんな病気があるのでしょうか。
・赤星病:4~6月
・褐斑病:5~10月
・もち病:5~6月、9~10月
・すす病:1年中(特に4~10月)
このような病気がメインとなってきます。こちらもやはり4~10月を中心に病気の進行が速いと言えますね。
消毒時期はこのような病気への対策のためとしてやる必要があります。

害虫や病気が広がらないためには?

害虫や病気の進行が早くなってしまわないような対策は、できるだけ早めに駆除することの他ありません。
害虫が発生しやすい4月からに備えて4月上旬から消毒したり、害虫を見かけたらすぐに消毒するなどの心がけをしましょう。
消毒する際には薬剤の選び方にも注意しなくてはいけません。
ホームセンターで購入される際には店員さんに聞くなどして、間違った方法をできるだけ避けるようにしましょう。