庭木は冬に消毒しよう!オススメのやり方を教えます
庭木の消毒を冬に行うことに少し抵抗を感じる方もいるかもしれません。
それは夏に虫がつきやすいのに冬にするメリットがあるのかどうかという話です。
冬の消毒メリットと、正しいやり方について紹介します。
冬に庭木は消毒してしまおう!
夏にやるよりも冬にやる消毒のほうが効果的な場合もあります。
冬に消毒するメリットは?
実際に冬に消毒するメリットとはなんでしょうか。
冬は寒さが厳しいので樹木が冬眠している間に消毒をするのに効果的な季節です。
樹木が眠る間に強力な消毒をしてしまいます。
通常だったら枯れてしまうほど強い消毒剤でも、樹木全体に成分が行き渡らなければ薬害になることも少ないです。
なのでその樹木の見頃のシーズンが終わって樹勢が弱まっていたり、美観が見損なわれている場合には絶好の消毒日和だということなのです。
冬の消毒で気をつけておきたいポイントは?
基本的に冬の季節は除菌や消毒などの作業をすることが一般的に少ないと言われています。
虫もあまりよってはこないのですが、消毒したいメリットは前述した通りです。
そんな中で冬の季節だからこそ気をつけておきたい注意ポイントもあります。
それは薬品をできるだけ使わないということです。
冬の寒い時期は樹木も相当弱っているので、薬液を垂らすだけでも相当なダメージを負ってしまう危険性が高いです。
正しいやり方を身につけよう!
消毒するときに正しいやり方を身につけているほど、後に良かったと言えるような結果がついてきます。
オススメの消毒剤を教えます
初心者でも簡単に扱うことができる消毒剤の代表格が「マシン油剤」です。
ハダニやカイガラムシなどの冬にも増殖しやすい虫の予防に十分殺傷能力があります。
油での除菌になるので撒いた後は葉が油でテカテカになることがありますがこれはデフォルトなので仕方がないと思いましょう。
他にもハダニやカイガラムシの他にも細かな細菌にまで行き届く「石灰硫黄合剤」も良いですね。
強く硫黄の匂いがするのがデメリットではありますが、殺傷能力はマシン油剤よりは全然効果が高いことが期待できます。
散布しすぎると硫黄の力で白くなってしまうことが考えられるので注意が必要です。
どんな風に消毒すればいいの?
冬の季節に前述した消毒剤「マシン油剤」と「石灰硫黄合剤」を使った効果的な消毒方法を紹介すると、マシン油剤を撒いた後は油が乗ってしまっているためその後に散布する薬剤が全く効果を発揮しない可能性が出てきます。
このような事態にならないためにも必ず石灰硫黄合剤の後にマシン油剤を散布するように消毒しましょう。
散布の量は商品によって量が変わってくるので、使用する前に説明書を細かく読む必要がありますね。