庭木につく害虫を消毒しよう!害虫に合わせた方法を覚えると便利!
庭木につく害虫の消毒をするのはわかっているけど、実際にどんな方法で消毒していけばよいのかわからないという方も多いと思います。
確かに害虫に合わせて消毒の方法も変えていかなくてはなりません。
良く発生する害虫の駆除方法は?
多くの樹木に発生しやすい害虫の消毒方法を身に着けておきましょう。
アメリカシロヒトリ
アメリカシロヒトリはサクラやカエデなどの季節の花によくつきやすい害虫です。
花見でこのような害虫を見かけてしまったら、気分を悪くしてしまいますよね。
蜘蛛みたいに枝と枝を塗って巣を作ろうとするところが最大のポイントです。自分の住処を作ろうとしているのですね。
ではどのように駆除しましょう。
まずはアメリカシロヒトリが作ろうとしている巣を除去しましょう。
巣を切り取って踏みつぶす方法が最も簡易的です。
また葉の上にアメリカシロヒトリを見つけたら座っちゅう剤を散布することで完全に消毒したことになります。
モンクロシャチホコ
この害虫もサクラや梅などといった人気の品種の樹木にくっつきやすいのが特徴的であり、夏に発生しやすいので消毒の時期としては必ず始末しておきたい部類に入ります。
もし放置しておいたら樹木全体を蝕んでいくので、丸坊主になってしまうこともあると言います。
駆除の方法は、葉の上に発見したらすぐに消毒するようにするのが効果的です。
殺虫剤の種類ですが「スミチオン乳剤」や「オルトラン液剤」などを噴霧器を使って除去するのが手っ取り早いです。
まだいる!恐ろしい害虫の正体とは
庭木として植えていくからには避けては通れないのが害虫の発生です。
他にも害虫は種類がたくさんあるので、応じた駆除方法で対処できるようになりましょう。
イラガ
この害虫は名前だけでも聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。
カエデやレッドロビンなどに付着しやすいタイプで、人間が手に触れてしまうと静電気のように電機が走ったような痛みを感じてしまうほどの凶悪な害虫です。
放っておくと葉が褐色になって枯れてしまうという事態になりかねません。
では正しい消毒方法を見ていくと、殺虫剤を巻くという方法が良いのですが、樹木を守るという観点から見ると、木の幹に発生しやすいマユを撤去するという方法を最初にやると良いかもしれません。
殺虫剤のおすすめは「マラソン乳剤」を噴霧するという方法です。
またイラガは体全体に毒を持っているのでむやみに触ると2,3日ほど痛みが続くので気を付けましょう。
恐ろしい害虫駆除の際の注意ポイントは?
必ず作業する時は安全な格好で臨むようにしましょう。
例えば長袖の上着にゴム手袋やゴーグル、薬液が体にかからないような服装で臨むのが一般的です。
作業後もせっけんを使って自分をしっかり消毒したりして、かぶれやすい体質の人は特に注意したほうが良いです。