シンプルの極み!1畳の小屋

日本の格言に「立って半畳、寝て一畳、天下取っても二合半」という言葉があります。人間は起きているときは半畳、寝るときでも一畳分の広さがあれば十分で、たとえ天下をとっても一度に二合半も食べられはしないので、どれほど裕福になろうとも多くのものは必要ないということです。

豊かな時代だからこそ、小さな小屋の中で、心の豊かさを見つめ直してみませんか?

そもそも1畳とは?

本来の畳の大きさは、3尺×6尺をベースとし、地域や用途によって若干の修正を加えた大きさです。
1尺は約30.3センチなので、基本的な畳は91cm×182cmで、1.6562㎡となります。
主に西日本はこれより大きい京間と呼ばれるサイズで、95.5cm×191cm、関東や北海道などでは、江戸間といって若干小さめの88cm×176cmが一般的です。
アパートなどの集合住宅ではさらに小さく、85cm×170cmを1畳とする場合も多いです。
そう考えると、立って半畳はともかくとして、寝て1畳というのは小柄な人でないと難しいかもしれません。

1畳house

株式会社夏水組というところから販売されている、1畳houseという商品。これがまさに1畳の小屋と言えるでしょう。
サイズは176cm×104cm×238cmと、大人が横になるには若干小さめですが、天井が高いので内部はわりと広く使えそうです。
この1畳houseは紙のパイプとダンボールを組み合わせて作るパルプ製です。
1畳サイズの木製ハウスも販売されていますが、木製のものよりも紙でできている1畳houseは軽くて組み立ても簡単です。
入口部分以外は壁になっていますが、好きな部分に窓を開口させることもできるので、お好み次第にカスタマイズできる仕様になっています。
この大きさならば、お庭の片隅に置くもよし、部屋の中に隠れ家的なスペースを作るもよし、使い方も想像力次第で無限の可能性を秘めています。

サイズはいろいろ

この1畳houseですが、他にもいろいろなサイズがあります。
半畳、1畳、2畳、4.5畳と選べますし、木製やパルプでできており、窓の開口や色の塗り替えなどカスタマイズしやすいので、置き場所や使い方によってお好みのサイズや間取りで楽しめます。
組み立てキットになっているので、木製のものでもパルプ製のものでも、特殊な工具がなくても比較的簡単に組み立てられます。
夏休みなどにお子様と一緒に秘密基地づくりというのも面白いかと思います。

1畳という限られた空間に無限の可能性

子供の頃に秘密基地をつくって遊んだ方は、1畳という小さな小屋に、大きな魅力を感じるはずです。
限られた小さな空間ではありますが、閉鎖された自分だけの隠れ家として無限の可能性が秘められています。
お子様の遊び場所としても、大人の秘密基地としても、1畳というスペースは魅力的な空間でしょう。
特注サイズのお問い合わせもできるようなので、もっと広い小屋をご希望の場合も対応してもらえそうです。