植栽を実際に始める前にどんな種類の植栽があるのかを知っておくと非常に便利です。そこで大きく分けて5つある種類の中からどんな特徴を持っているのかについて紹介しましょう。

大きくて魅力的な「高木樹」

高木樹とは、高さが５m以上ある樹木のことを指します。

大きな景観として見せたいときにオススメ！

大きな敷地の中でただ一つぽつんと置いた高木樹は、その景観を不思議なものにさせ、一人でいると風格が格段と上がるようにも見えます。
植栽のスペースをほとんど取ってしまうので、剪定などのお手入れも難しくなるでしょう。
計画性を持って育てるようにするのがポイントです。

自宅で花見に最適！「中木樹」

高木樹では大きな存在とでしか見られなかったものを、中木樹では様々な色で彩ることでより存在感のある風景を漂わせることができます。

雰囲気を出したいときにオススメ！

中木樹は女性を中心にピンク色の花を咲かせたいという方も多いはずです。
香りの良い花を咲かせることで、さらに存在感を出すこともできますし、中木樹はたくさんの種類があることも特徴的なので、お庭の雰囲気にあったお花をすんなり探すことができそうですね。

お手入れ簡単！「低木樹」

低木樹とは樹高3m以下の樹木のことを指します。主に目の高さが届く範囲で全ての景観を映し出してくれますし、目隠しとしてもその役割を果たします。

様々な種類から選べるのが特徴的

低木樹には様々なタイプが存在します。
果樹や花木を育てたい方にはうってつけですし、お手入れが非常に簡単であることが人気の秘訣なのです。
ガーデニングを始める方の多くは低木からという方も多いでしょう。

プロが愛用する「針葉樹」とは

針葉樹とは針のように細い葉っぱをつけている樹木のことです。
針葉樹の中でも常緑樹と広葉樹の2つに分けられます。

お手入れが大変なのがポイント

針葉樹はあまり害虫からの被害を被らないので、大きなシンボルツリーとしても小さな生垣としても使うことができます。
ただしシンボルツリーのような大きな樹木にしてしまうと、その分剪定の手間が大きくなるので注意が必要です。
また他の植栽の種類と比べてみると、針葉樹はあまり種類がありませんので、単純に針葉樹を楽しみたいという方向けのような気がします。

まとめ

いかがだったでしょうか。
植栽の種類はたくさんあり、その中にも様々な種類で分類されているのでオリジナリティを出しやすいです。
導入してみるより形から入って見たほうが、すんなり決まりますよ。