庭木の剪定季節はいつ頃が良いの?切るべき樹木と切ってはいけない樹木の違い
樹木はその性質にあった季節に剪定をしなくてはいけません。合った季節は品種によって異なり間違えた季節に剪定するともう伸びなくなることもありえます。
そこでどの季節が剪定のシーズンがご紹介しましょう。
基本的には夏がオススメ!
剪定活動は夏にやられる方が多いですが、なぜ夏が良いのでしょうか。
樹木にとって全く痛まない季節
夏というと四季の中では最も気温が高い季節ですよね。
すると多くの樹木はかなりの頻度で成長を繰り返し、無駄になる枝が異常に伸びてくるのです。
こうなると秋、冬の季節になった時に成長の促進を邪魔するきっかけになったりします。
さらに5月から7月にかけては剪定した場所から必ず芽が生えてくるので、単純に枝の数を増やすことが出来ます。
すると夏の季節なので樹木のボリュームを上げることもできますし、温度が高いのでもし失敗したとしても回復能力は他の季節よりも早いと言えるでしょう。、
春に咲く樹木は早めの剪定がおススメ!
皐月やツツジなどの春に花を咲かせておしまいという樹木は、早いもので8月には花芽が出てしまうので夏の中旬くらいまでには刈り込んでおきたいです。
また全国的に見ても剪定屋さんの解釈は、皐月やツツジの花が完全に咲き切った頃か9月半ばまでにすべての樹木の選定を終わらせることが適切な季節といえるでしょう。
冬の剪定は夏より重要?
では夏だけ剪定をし続ければよいのかというと、例外もあるようです。
冬に剪定をする意味があるのか
夏は気候も暖かくて剪定の季節にぴったりだということを紹介しましたが、冬に剪定するメリットもあります。
それは効率よく剪定活動ができるという点です。
夏にやると毒虫がいる可能性もありますが寒さで完全に消滅していますし、
枝ぶりも良く見ながら剪定できるので自分なりの剪定がしやすいというメリットを挙げることが出来ます。
ある方は、夏はあまりに伸びすぎてしまった枝を切る程度で済ませ、思い切った剪定は冬に行うと良いです。
理由は枯れさせないようにするためで、夏に剪定する人が多い理由は、樹形が早く成長してしまうので、その状態が見苦しくて剪定する方が多いといわれています。
冬に剪定しておきたい品種を紹介!
夏よりも冬のほうが選定したほうがメリットが多い品種は何なのでしょうか。
・サクラ
・モミジ
・ハナミズキ
・イチョウ
・ライラック
・アジサイ
代表的なものを紹介しました。気づいている方も多いかと思いますが、これらはすべて落葉樹の仲間です。
夏になると速いスピードで樹形が整ってくるので、きれいに仕上げたのに姿が微妙になってしまうのを防ぐためにも、冬に剪定がおススメできます。