庭木の剪定時期っていつ?必ずやっておきたい剪定のポイントも紹介!

庭木を植えると早いもので1ヶ月もすれば枝が想像以上に伸びてしまい、剪定しなければいけない時期に差し掛かってくるのではないでしょうか。
そこで必ず剪定しておきたい時期やポイントを紹介します!

夏に剪定するのが夏季剪定!

夏に剪定活動をすることを夏季剪定と言います。
夏季剪定の大まかな目安となる時期は6月から9月にかけて行われることが多いでしょう。

そもそもなぜ剪定しなければならないか

夏に剪定するというと、暑くて全くやる気が出ないと思う方もいるかと思います。
確かに剪定自体はしてもしなくても良いのですが、大抵の人は枝が伸びてしまって近隣の住民に迷惑をかけるのではないかと考えがちです。
しかし植木で剪定したほうが良いのはそんな理由ではなく、害虫が発生するのを防いだり樹形を維持するために行うものと言われているのです。
本当にガーデニングを始めたいと思うならば、剪定のことも頭に入れておく必要がありますね。

夏に剪定するメリットは?

夏だからこそ剪定するべき理由があります。
夏にやる剪定は冬にやるのと違って病害虫の巣が出来やすくなります。
そこに集まる枝を切り落とすのに十分に適している季節と言えるでしょう。
あまり切りすぎても夏に楽しむ庭木だったらその楽しさも減ってしまうので、風通しを良くする程度の軽い剪定を行う方が多いです。
あまり長い時間やって熱中症になってもらっても困りますからね。

夏季剪定のポイントは?

夏にあまり大きな剪定をしないとわかったらどんな剪定の仕方が似合っているでしょう。
まず刃物の選び方ですが、小枝を剪定できるような小さな両刃タイプのものが適しています。
自分が残したい枝(害虫が群れている枝はすぐに切りましょう)以外の枝を、切り口が綺麗になるように切ります。
夏は枝の成長速度も早いので、切り口を綺麗にしないとあっという間に理想の樹形から遠ざかってしまいますよ。

冬に剪定するのが冬季剪定!

夏季剪定の反対です。大体12月から3月にかけて行われることが多いです。

冬に剪定するメリットは?

冬は基本的に夏と比べたら明らかに寒いですから、枝も神経質になりがちです。
「そんな時期に剪定はしないだろう」と考えますが、紅葉を楽しむための樹木である落葉樹は冬の剪定が適しているのです。

冬季剪定のポイントは?

冬季剪定も夏と同じように小枝のみを切っていくという方法を選ぶ方も多いです。
落葉樹の活動時期は1月から2月にかけて活発に行うと言われています。
成長速度が遅い北国でも2月ごろまでには活発に活動する季節となってくるので、活動させるまでに剪定を終わらせておきたいですね。

剪定は季節問わずいつでもやっていいです。
種類によってオススメの時期が変わる場合もありますがあまり考えずに、1年を通して2〜3回剪定する気持ちを持っておきましょう。